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December 21, 2004

記シトキマス。 「秘伝 シナリオ骨法十箇条」

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映画はやくざなり
笠原和夫(著)
新潮社
2003年6月25日発行

 「仁義なき戦い」四部作、「大日本帝国」などで知られる脚本家・笠原和夫による「秘伝 シナリオ骨法十箇条」について、2004年12月17日付の当Blogに対する参考として記しておく。笠原が映画芸術 1991年冬号に寄稿した映画評を増強し、自著の「映画はやくざなり」に収めたものだ(遺作集となってしまった)。

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December 17, 2004

記シトキマス。 「物語消滅論」

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物語消滅論
─キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」

大塚英志(著)
角川oneテーマ21
2004年10月10日発行


 論旨は明快──結論近くには、すんなりと受け入れにくいところもあるのだが、大塚英志のポジショニングの確認と、“物語(ストーリー)工学”の状況論(および大塚史観)という意味で、興味深く読むことができた。
 しかし、「ハリウッド脚本術」(ニール・D・ヒックス)や「物語の体操」(大塚英志)って、プロの現場でどの程度援用されているものなのか? “エンジニア”不在感というのは分かるが、それほどのニーズがあるものなのか?

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December 16, 2004

鑑テ来マシタ。 「ゴジラ ファイナル ウォーズ」(劇場)

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ゴジラ ファイナル ウォーズ GODZILLA FINAL WARS
2004年 日本
監督:北村龍平
公開:2004/12/05

 北村龍平監督の起用に関しては、東宝の英断だと思う。トップ(富山省吾)が支持しているのだし、“北村ワールド”に染め上げるのも路線としてはOKだろう(「ゴジラ」が永遠に封印されるわけではない、ということが前提だが)。総論では、少なくとも一度観る分には、かなり楽しめるものになっていた。(以下ネタバレ・未見の方は注意)

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December 09, 2004

短評。 「オールド・ボーイ」(劇場)

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オールド・ボーイ OLD BOY
2003年 韓国
監督:パク・チャヌク
日本公開:2004/11/06

総合評価 8.5点/10点満点 (陰惨になりかねない主題を神話作用でクリアした)

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December 08, 2004

雑誌カラ収穫。 「週刊ポスト“著者に訊け!”」

 樋口真嗣監督「ローレライ」の公式サイトは、まだ最小限の情報しか載っていないが、ちゃんと開設されていた。(以上・12月2日の続き)

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 事のついでに、週刊ポスト 2004年12月17日号「著者に訊け!」に福井晴敏インタビューが掲載されていたので記しておく。短編集「6ステイン」をレビューしたものだ。日本の現在をどう認識しているのかが分かる部分があるので、少しだけ引用する。

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December 06, 2004

記シトキマス。 「福井晴敏オフィシャルサイト」

 久しぶりに回ってみたら、「福井晴敏オフィシャルサイト(Official Web Site)」が、11月にリニューアルしていたようだ。週刊モーニング 2005年1号(12月2日発売)からの漫画版「亡国のイージス」(原作・監修:福井晴敏、漫画:横山仁)の連載開始に合わせたものだろう(2004年52号で特別読み切りを掲載)。
 “リンク”から、HERALD ONLINE内に「亡国のイージス Official Web Site」(映画版は阪本順治監督)が既にあることも分かった。「ローレライ」(樋口真嗣監督)のサイトも、そろそろあってよさそうなものだが…。蛇足ではあるが、“管理人の部屋”の12月4日付に「福井結婚おめでとう。」との記載があった。

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December 02, 2004

鑑テ来マシタ。 「ハウルの動く城」(劇場)

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ハウルの動く城 HOWL'S MOVING CASTLE
2004年 日本
監督:宮崎駿
公開:2004/11/20

 一度観たぐらいでは確かに把握(≠理解)できない。しかし、想像していたよりも、ずっと良かった。「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」よりも好きだという人が少なからずいるようだが、私もその中に入る。もしや、宣伝(しない)手法の術中にはまったのだろうか(なお、私は宮崎駿の信奉者ではない)。
 面白いのかと問われると、ちょっと困る。物語的なカタルシスを与えてくれないのは確かだ。と言うか、情報のパズルピースがはまっていく快感を削ぐような超絶技巧を(快感原則を知り尽くした巨匠ゆえ逆に)凝らしているのではと思わせるほどの外しっぷりで、「?」感の中に放り出されたまま終わった。

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